4/9、ギャングファンが待ちに待った今出川ボウルです。天気はよく、少し汗ばむ陽気になりました。試合開始30分前に会場に着きましたが、すでにスタンド席の一般チケットは売り切れでした。
過去の対戦をみますと2012年(@宝ケ池)は42-0で京大が圧勝しましたが、農G人工芝の杮落としの2013年(この時から今出川ボウルと呼ばれたと記憶しています。間違っていたらすみません。)は24-24の引き分け。2014年は20-14。そして昨年は6-6の引き分けと接戦が続いています。今年度を占う大事な初戦ですので、ぜひ頑張ってもらいたいところです。
京大のキックオフで試合が始まりました。同志社はパスでフレッシュを取るものの、後が続かず、パントで攻撃権放棄。大きく京大陣に押し込みます。京大の攻撃も続かず、パント。しかし、このキックは陣地を回復することができません。開幕戦、まだボールが手についていない感じです。同志社は4thダウンになり、FGを狙いますが惜しくも決まらず攻守交替。
第2Q、京大はRB#22關根君のラン、TE#89中辻君へのパス、RB#21原田君へのパスとランアフターキャッチ。原田君はタックルを受けてもボディバランスがよく、髙木君、大上君を彷彿させるカットバックとセカンドエフォートでゴール前まで来ました。最後はQB#19田中君がキープして先制のTD! K#17滑川君のPATも決まりました。その後、同志社パントのミスキックによりいい位置から攻撃権を得ます。ここもQB#19田中君のスクランブルでゴール前まで来ました。最後はRB#28宮路君が中央をパワーで押し込みました。前半終了間際に同志社もテンポよく攻めてきましたが、反則などもあり、結局得点することができませんでした。
後半も、京大パントのときに、相手チームにボールが当たり、それを京大が確保してチャンスを得ます。ここはTDに至らず、FGで3点追加。キッカーの滑川君は、蹴る前に両手を広げて大きく息を吸い込みます。ルーティーンでしょうか。昨年までの大塚君と同様に安心して観ることができます。さらに第4Qでも京大のFGで3点を追加し、結局、20-0で完封しました。
まだ、春初戦ということで、荒っぽいところもありました。相手ミスをうまく得点につなげたことが勝因の一つだと思いますが、オフェンスはパス、ランにはまだまだ課題があります。ディフェンスも相手に簡単に抜かれるシーンもありましたが、完封というのは評価できると思います。新しいメンバーもいろいろ見ることができました。けっこう大型の同志社のラインにも負けていませんでした。これからますます楽しみです。京同釜は今年も京大のものになりました。京同釜につきましては過去の今出川ボウルの観戦記にも書いていますが、京大と同志社大はその昔、道具を融通し合った時代もあり、同じ釜の飯を食うということに由来しています。以前の京同釜は無くなったので、現在のものは復刻版です。なお、場内アナウンスは「おはよう朝日です」で司会をされているギャングOBの岩本アナが昨年に引き続きされていました。試合進行や反則、プレーの解説など、初心者にもわかりやすい説明でした。
試合後は、恒例になっております新入生の勧誘が行われ、日頃見られない素の選手たちの姿を見ることができました。新入生たちにも熱いギャングが伝わったようで皆の前で入部を宣言した人もいました。写真はPWのページに置いています。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京大 |
0 | 14 | 3 | 3 |
20 |
同志社大 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7 |
↑スマホの方は画面を横向きにしてください。
(最終更新:2016.4.10 10:30)