2016年9月11日 神戸大学戦(EXPO)

 国立大学決戦です。今年も意地をかけた試合。京大は前節の敗戦は全く引きずっていないようです。

 

 京大レシーブで試合開始。ハーフライン近くまで進むも4thショートになり、ギャンブル?と思いましたがQBが意表を突くパントキック。神戸大学も攻撃は続かずパントですが京大陣深くまで蹴り込みます。ここでQB#19田中君からWR#10玉木君に超ロングパスが決まり一瞬にしてレッドゾーン付近まで。そして最初のTDはTE#88佐々木君のダイブです。このドライブは最高でした!! さらに神戸大学の攻撃でファンブルが発生し、またも得点のチャンス。ここはTDに至らずFGトライですが、ボールがポールに当たる音がして惜しくも外れてしまいました。

 今日はディフェンスもハッスルしています。神戸大学にゲインを許しません。2Q残り時間が少なくなってビッグプレーがでます。2回生RB#20佐藤君が密集を抜けて60ヤードくらい走ったでしょうか。観客席は大喜びです。さらにRB#28宮路君がバランスを崩しながらも前へ前へとボールを運びます。仕上げはQB#19田中君のキーププレーでTD。佐藤君へのフェイクで近くで写真を撮っていましたがすっかり騙されてしまいました。

 

 前半を終わって14-0。しかし、まだまだ安心はできません。後半は神戸大学の攻撃で開始します。この神戸大学の攻撃スタイルを前半とは変えてきたのか、なかなか止められません。そしてロングパスが決まりゴール前まで持っていかれました。ここからが京大ディフェンスの真骨頂です。粘って粘って3rdダウン、そして4thダウンになりました。ここで神戸大学はFGにいかずにギャンブルを選択。勝負にきます。そして京大ディフェンスは最後までゴールラインを割りませんでした。両校の力と力の真っ向勝負は見ごたえがありました(といいつつ反対のゴールラインに居たのでよく見えませんでしたが)。攻守交替になりますが、セイフティに気をつけないといけません。この長いドライブを時間をかけてゲインを重ねてきます。そして今度は京大の得点チャンス。TDに至りませんでしたが、ここはK#17滑川君が落ち着いて蹴って3点追加で17-0。ピンチだったのを粘って得点を許さず、逆に得点を取ったことでモメンタムは京大に大きく傾いたと思われます。もし、神戸大学に得点を許していたら勝負は最後までもつれたかもしれません。この攻防も見ごたえがありました。

 そして4Qで2回生のDB#13岸本君が2本のインターセプト。選手たちよりもアダムコーチが大喜びです。選手たちを抱きしめています。

 

 近年、神戸大学とは接戦が続いており、国立大学同士の意地をかけた試合でしたが、今年は久しぶりにスカッとするゲームでした。とくに2回生の活躍が素晴らしく、怪我に泣いた選手たちも戻ってきています。これからのギャングの快進撃がますます楽しみになってきました。

1Q最初のTDはTE#88佐々木君のダイブプレー。

この体重でダイブされたらたまりません。

2Qで2回生RB#20佐藤君が大きくゲインします。

RB#28宮路君がゴール前まで進めます。

最後はQB#19田中君がキーププレイでTD。前半で14-0とリードします。

DL#90岡本君も完全復活!

両校の意地の対決。どちらも必死です。

ワイルドキャットフォーメーション(RBがQBの位置に入りスナップを受けてラン)に入っているRB#20佐藤君

1stダウンまであとわずか。

京大のダイブを阻止する神戸ディフェンス。

DL#92草野君と#91仲井君がQBサック!


 

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

京都大学

7 7 0

3

17

神戸大学

0

0

0

0

0

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(rtv)

http://amefootlive.jp/kcafl/776

 

(写真)

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(過去の神戸大学戦の観戦記)

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(メンバー表)

京大メンバー表

 

(スタッツ)

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(2016年9月11日速報版、9月13日作成)