2018年11月3日 立命館大学戦(キンチョウstad.)

(前半)

秋晴れのキンチョウスタジアム。今シーズンの残すとこ2節。いよいよ立命館大との対戦です。
少し陽が傾いた15:00にキックオフ。京大はレシーブを選びました。立命館のキッカーが蹴ったボールは直接エンドエンドゾーンまで飛びましたのでタッチバックにします。
京大は自陣25ヤードから攻撃を始めます。最初のプレーは京関戦でデビューした1回生QB#16中畑君のキープで4ヤードほどゲイン。さらにQBは#8鳥居君、#18土田君と変わっていきます。
 
オプションプレーで土田君からRB#17植木君にピッチ。大きくゲインしてハーフライン付近まで。さらに植木君が連続フレッシュ。テンポ良く進んでいきましたが、4thダウン1ヤードになり、ここは京大はギャンブルを選択。RB#20佐藤君が1stダウン獲得。ゴールまで残り13ヤードくらいでしょうか。WR#21原田君がモーションしてきて、RB#17植木君へのハンドオフがフェイクで、QB#18土田君がキープでタッチダウン! 
ナイスプレーでした。
75ヤードのドライブを完成させました。PATも成功して7点を先制しました。

それにしても気持ちの良いドライブでした。 

 

次の立命館の攻撃もフレッシュを取った後、フォルススタートの反則で、慌てているのかなと思ったのですが、さすがに立命館です。京大陣までどんどん進んでいきます。 
ここで京大のビッグプレーが出ます。相手QBの投げたパスをドンピシャでインターセプト。これでターンオーバーです。
 
しかし、このチャンスを京大は反則などで生かせません。パントで攻撃権放棄。 
立命館のRB#42立川君は脅威ですが、徹底的にマークして走らせません。そしてDB#6村井君のブリッツでQBにプレッシャーをかけ、DL#94吉越君のQBサックが炸裂します。
 
2Qは立命館のパントから始まりますが、京大は3&アウトで終わります。京大K#5黒田君が高い軌跡のパントを蹴りますが、リターナーに対するインターフェアの反則を取られます。捕球体制に入ったリターナーは無防備になるので邪魔してはいけません。 
15ヤードを相手に与えてしまいます。ここで立命館のロングパスが決まり、ゴール前に。さらに立命館RB#7藤岡君が中央をダイブし、残り1ヤードまで。 
そして仕上げはRB#42立川君がタックルされても力でTDを奪います。7-7になりました。反則とロングパスが響きました。
お互いパントを繰り返し、続く京大の攻撃時、パスを受けた選手が相手タックルでファンブル。立命館が確保して京大陣で攻守交替。
なんとか相手攻撃をパントで終わらせますが、京大は自陣ゴール前の厳しいところからの攻撃。セイフティになる可能性もあります。3rdダウンパントしますがあまり陣地を回復することができません。立命館はTDパスを投げますが、ここはDB#39富田君がカバーします。さらに立川君を#44山口君が止めます。結局、立命館はFG選択。ボールオンが32ヤードですので、17ヤードを足して49ヤードの長い距離になります。飛行距離は十分、ボールはきれいな放物線を描いて飛んでいきました。FG成功で3点追加されました。これで7-10。
 
前半最後の京大の攻撃は時計を止めるのか流すのかよくわかりませんでした。(残り時間7秒でのタイムアウトは意味不明)
 

(後半)

後半は立命館がレシーブ。前半止められていた立命館RB#42立川君が覚醒しました。一気にロングゲイン。さらにRB#7藤岡君がフレッシュ。立川君がパワーでゴール前1ヤードくらいまで。またも立川君が中央を突っ切りますが、京大も意地で止めます。

ここで立命館はスペシャルプレーを持ってきました。オフェンスラインと別のところにボールを置いて、横にスナップしています。見事にTDが決まりました。ロンリーセンターという体型です。下記にも解説があります。

https://www.youtube.com/watch?v=HF3kNuZPFMM

スナップをオフェンスラインの後方に出しましたが、上記解説ではQBが手薄になったサイドを走っています。

実は2015年の京大-立命館大戦でも京大が立命館相手に使おうとしたことがありました。(結局元の隊形に戻したのですが、時間がかかってディレイになりかけてタイムアウトを使う羽目に)

↑その時の写真があります。

京大はここでタイムアウトを取るべきでしたね。

7-17とリードを拡げられます。

 

その後の京大の攻撃はTE#88木野君へのスクリーンパス、QB#18土田君のキープなどで、相手陣まで入ってきます。

さらにRB#20佐藤君が直接ボールを受けて走るワイルドキャットでさらに進めます。しかし4thダウンになり、FGを選択しますが、ゴールポストに当たって失敗に終わりました。

 

いよいよ最終Qになりました。1本とれば、まだチャンスがあります。しかし4thダウンになりパント。ラッシュがよく、相手にリターンはさせませんでしたが、次プレーのQBキープで大きくゲインされました。
 
立命館はノーハドル攻撃を続けてきます。最後は立川君に走られてTDを奪われてしまいました。これは痛い。7-24と大きく離されます。 
その後、佐藤君のランなどで相手陣まで入ってきます。

ここでQB#8鳥居君が投げたパスを相手がインターセプト、と思われましたが、相手のパスインターフェアの反則で、オートマチック1stダウン。

15ヤード進んで攻撃が続きます。QB#18土田君がゴール前まで。3rdダウンの攻撃、ここも京大のスペシャル。QB#8鳥居君が受けると見せかけて、#20佐藤君がボールを取り、そのまま走り込みましたが、ちょっと素直すぎたかもしれません。ジャンプした分、遅れてしまったようです。4thダウンになりました。当然ギャンブルです。京大はタイムアウトを取り、プレーを確認します。TDパスを投げましたが、相手にカットされてターンオーバー。

 

立命館はラン、ランで時間を消費していきます。
残り時間1分14秒で京大の攻撃、一矢報いてほしいところでしたが時間切れ。
立川君を抑えていたのですが、結局2本TDを取られてしまいました。

いよいよ次は最終戦です。悔いの残らない試合をしてください。 


  

 

1Q

2Q

3Q

4Q

京都大学

7 0 0

0

7

立命館大学

10

0

7

7

24

 ↑スマホの方は画面を横向きにしてください。


4thダウンギャンブルでRB#20佐藤君が大きくゲインしフレッシュ


QB#18土田君のキーププレーで


先制のタッチダウン


2回生DL#96松村君

驚異的なサイズアップに成功しました


DB#44山口君が立川君を止めます


さらに相手パスを


ドンピシャで山口君がインターセプト

チームのピンチを救います


#42立川君を止めにディフェンダーが集まります


DL#94吉越君のQBサック


ゴール前の攻防

飛び込む立川君を阻止


ゴール前1ヤードで立命館のスペシャルプレー

ロンリーセンターという隊形

#6の選手に横投げでスナップします

これが決まって立命館のTD


徹底的にマークするものの


今日、本人2本目のTDを奪われてしまいました


QB#8鳥居君から


#17植木君へのパスがヒット


(アメフトライブ)

 http://amefootlive.jp/kcafl/3543

 

(写真)

  写真のページ(PW)

 

(メンバー表)

  京大メンバー表

  

(スタッツ)

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(過去の対戦の様子
   2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年

 

(新聞記事

 京都新聞スポニチ47NEWS、 
     

(2018/11/4 作成 )