双青戦が5月11日にアミノバイタルフィールド(調布)で行われました。東大との定期戦として京都と東京で交互に開催されていますが、今年は東京になります。
双青戦の名前の由来ですが、2009年度に東大-京大の約30競技の定期戦が統合され、大会の名称は交互に入れ替わる主管側の大学名を前に付ける形で、京都大学東京大学総合対校戦(09年度)、 東京大学京都大学総合対校戦(10年度)と呼ばれていましたが、「長すぎる」「毎年変わり分かりにくい」などの指摘あり、双青戦に統一されました。「双青」は東大のスクールカラーが淡青、京大が濃青にちなん だものです。なお、両大学のスクールカラーの由来も1920年のボート部の対校戦にあるということです。
これまでの対戦成績は京大45勝13敗1引き分けですが、2014年からの5年では京大3勝2敗になります。
(前半)
前試合の日大ー東京学芸大学戦が熱戦で試合開始時刻が5分遅れて12:35キックオフ。気温は27℃くらいになっているでしょうか。2年前のアミノバイタルでの東大戦は大雨でしたので全く正反対の天気です。
東大レシーブで試合が始まります。東大は自陣20ヤード付近からの攻撃開始しますが反則などありパントで攻撃権放棄。リターナーの京大選手がボールをキャッチする前にスリップしてしまいます。京大は自陣18ヤード付近からの攻撃ですが、こちらもパント。メンバーが一人足りなかったようで京大は貴重なタイムアウトを使ってしまいます。もったいない。
続く東大の攻撃、WR♯17の選手にパスが決まりハーフラインを越えました。しかし攻めあぐね4thダウンになりパント。気温が高いので6分経ったところでウォータータイムアウト。選手、審判に給水があります。RB♯29石井君にスクリーンパス、TE♯82清水君にパスが決まりフレッシュ獲得。さらにQB♯19滝藤君のキープで連続フレッシュ。WR♯15近藤君にパスが決まり7ヤード進ん2ndダウン3ヤード。しかし攻撃が続きません。
2Qに入った最初の京大の攻撃ドライブも4thダウンになりパント。いや、ここはギャンブルです。ギャンブルを成功させて再び1stダウン。相手陣32ヤード付近からの攻撃。WR♯81渡辺君にパスが通りゴール前5ヤードまで。ここでRB♯31窪田君が先制のTD! PATも決まり7-0。前半終了まで8分49秒。
東大も京大のパスをインターセプトします。さらに京大ディフェンスにホールディングの痛い反則が発生。ここは京大、攻め込まれるもなんとか踏ん張りTDを阻止します。前半残り時間1分を切って東大はFGを狙います。時間を流しギリギリで東大はタイムアウトを取ります。前半終了まで17秒、蹴る体勢に入ったところで今度は京大のタイムアウト。相手の集中力を削ごうとする作戦です。結局、東大は落ち着いて蹴って、46ヤードの長いFGを決めました。
(後半)
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
0 | 7 | 0 |
9 |
16 |
東京大学 |
0 |
3 |
3 |
0 |
6 |
↑スマホの方は画面を横向きにしてください。
主将#24長尾君がコイントスに
QB#19滝藤君からWR#81渡辺君に
パスが決まります。
京大最初のTD!
RB#31窪田君が持ち込みます。
もう少しでインターセプトできるところでした。悔しがるDB#21小畑君
前半終了間際、東大は46ヤードの長いFGを成功させます。
RB#4杉本君も随所でいいランをみせました。
DL#43中薗君がナイスプレー
RB#29石井君も素晴らしい!
試合終了まで6秒。あと1プレー
RB#4杉本君がTD!
試合後、三輪HCと森HCが笑顔で握手
(2019/5/12 )