前回と同様、無観客ですのでアメフトライブを見ながら簡単な観戦記を残しておきます。
すでに結果はご存じだと思いますが、最終プレーでFGが決まり、16-13で京大が勝利しました。
(前半)
京大のレシーブで試合開始。リターナーは#84水本君。リバースのフェイクを入れて一気に駆け上がります。ボールを10ヤード付近でキャッチし、相手陣の20ヤード付近まで走り切りましたので70ヤードくらいのリターンでしょうか。あわやキックオフリターンタッチダウンというビッグプレーでした。
最初の攻撃はQB#16中畑君からRB#32窪田君へのラテラルパス。さらに中畑君自らがボールを持って稼ごうとします。RB#29石井君がなんとかフレッシュを取ってくれました。WR#11若林君にパスが決まって前に進むも、ゴール前で攻めあぐねロスもあり、結局はFGになります。35ヤードのFGをK#12川勝君が決めて3点を京大が先制します。
続く同志社大の攻撃シリーズで、京大の反則(相手QBが滑り込んだところに勢いが止められずに接触したので、まあ仕方がない)で前に進められるも、主将のDB#1村井君が長身を生かしてパスカット。さらに京大ディフェンスのビッグプレーが出ます。相手パスを受けた後にボールを掻き出し、攻撃権は京大に移ります。
この攻守交替後、すぐにプレーが始まります。QB#16中畑君から しれーと入っていたQB#17泉君がモーションしてきてボールを受け取り、そこからロングパスが投じられます。WR#84水本君が相手陣深くに大きく切り込んでいましたが、相手もよく戻ってきておりパスを阻止されました。とっておきのスペシャルプレーでしたが、同志社大もよく見破りました。その後にも同じプレーがありましたが、QB2人は来年も残りますので、今後、どんなものが用意されるか楽しみです。
京大の攻撃は続きません。一方の同志社大はインターセプトで攻撃権を得ます。右サイドにレシーバーを集めてブロックを利用してフレッシュを取ります。Qタイムを挟み、同志社大QBがキープで京大陣35ヤードのところまで走ります。これは最初からデザインされたプレーと思われます。さらにパスが決まりゴール前8ヤードまで攻め込まれます。同志社大QBは浮かしたTDパスを投げますがDB#21小畑君がパスカット。なんとか粘って、相手をFGに留めました。これで3-3の同点。今日は接戦になりそうな雰囲気です。
その後は両チーム攻めきれません。QB#17泉君がパンターとして入ります。ナイスパントでボールを相手陣深くまで押し込みます。相手もQB2人を使い、QB自身も走りますがDB#2岡崎君がナイスタックル。前半は同志社大の方がパス、ランともにゲインは勝っていますが、アンスポーツマンライクコンダクトのような反則もあり、もったいないところです。
前半残り1分少々で京大に攻撃権が回ってきます。京大は2つ目のタイムアウトを取り、何プレーか先まで確認したと思います。最後のタイムアウトはFGのために残しておいたのでしょう。ここで京大に痛恨のファンブルが発生し、逆に同志社大はパスでレッドゾーンまで(レシーブ後にいったんファンブルするも手を伸ばして確保)。スパイクして時計を止めます。相手パスをまたしてもDB#21小畑君がナイスパスカット。さらにQBサックで4thダウンに。同志社はFGを狙います。約40ヤードですが、京大選手が手を伸ばしてブロックし、FG失敗。京大はニーダウンで攻撃せず前半終了。3-3ですがスタッツでは同志社大が押しているのがわかります。双方とも少しちぐはぐな動きもありましたが、さて、後半はどうなるでしょうか。
(後半)
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
3 | 0 | 3 |
10 |
16 |
同志社大学 |
0 |
3 |
3 |
7 |
13 |
(スタッツ)
(過去の対戦の様子)
2019年(秋)、2019年(春)、2018年、2017年(写真のみ)、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年
(ハイライト動画)
https://www.youtube.com/watch?v=bFmTueYwKJE
(アメフトライブ by rtv)
(2020/11/29 )