2021年4月24日 同志社大学戦(宝ヶ池球技場)

(前半)

  京都府でも緊急事態宣言が425日から発令されます。その期間外ということでしたが最大限の感染予防を講じて試合が開催されました。無観客試合ですがrtvで放映があり、多くの方がネットを通じて応援されたと思います。(自宅のPCでは途中接続不調に見舞われましたが)。

 この制限のある中でチーム、関西学生アメフト連盟、その他の関係者の並々ならぬご努力で開催されたことに頭が下がります。はやく世の中が落ち着いてほしいと願っています。

 

 コイントスには新キャプテンの渡部君が出てきます。同志社大レシーブで試合が始まります。同志社大3rdダウンの攻撃でファンブル。京大DL#99渡部君がボールを確保し、ターンオーバー。絶好の場所から京大の攻撃権を得ました。QB#16中畑君からWR#11山本君にパスが決まりフレッシュ。エンドゾーン近くまではあれよあれよと進むも、ゴールラインを割れません。ゴール前で4thダウンになりましたが、ここはギャンブルです。力で押し込みます。RB#6阪本君がダイブのような形で先制のTDを奪います。PATも決まり、幸先よく7点を先行しました。さらにRB#3中野君が密集地帯を抜けTDラン。1Qで早々と2本取り14-0とリードを広げます。

 

 2Qになり、QB#16中畑君からWR#34大阪君へのロングパスが決まり、ランアフターキャッチもよくTDを奪いました。これで3本目。21-0です。さらにQB#17泉君がその走力を魅せます。70ヤードくらい走り切ったでしょうか。相手DBを振り切り、ゴールまではもう少しというところまで運びました。それにしても速い速い。しかし、ここはTDに至らずFGトライ。しかしボールがこぼれたか、失敗。

  

 同志社大学も前半終了直前に京大陣に入ってきます。ラフィングザキッカーの反則で前に進みますが4thダウンになり、長いFGを狙います。ボールオンが33ヤード付近なので約50ヤードのアテンプトになります。これが成功し、3点返されます。京大はフェアキャッチ、ニーダウンで時間を流し、前半終わって21-3

 

(後半)

 京大リターンは#15大島君がナイスリターン。QB#17泉君のオプションプレーでRB#6阪本君にピッチして大きくゲイン。WR#34大阪君にもロングパスが決まります。さらに泉君のスクランブルでフレッシュ。WR#18鈴木君にもパスが決まりリズムよく攻めていきます。最後もQB#17泉君のオプションプレー。RB#6阪本君にトスをします。味方のブロックも良く、RB#6阪本君のTD! 非常に気持ちの良い攻撃ドライブでした。28-3。

 

 同志社大は京大陣深くまで入ってきましたが、反則が発生し大きく罰退します。ここで京大のビッグプレー。DB#21田村君が相手パスをインターセプト。同志社大に傾いたモメンタムが一気に変わります。QB#16中畑君からWR#34大阪君にスクリーンパス。今度は京大が相手陣に入ります。

  

いよいよ最終Qになりました。同志社大学は京大陣に入ってからノーハドル攻撃。京大ディフェンスは少し慌てているのでしょうか。結局TDパスが決まり7点を返されます。これで28-10

 

 残り時間2分少々。4thダウンになってギャンブル。ここで重量級のFB#90阿部君が入ってきます。そちらに注意がいったのか。中畑君のQBキープでフレッシュを取りました。最後はFGの練習になりましたが、左に逸れて試合終了。

 

 今回も京同釜は京大のものとなりました。

今日の試合は反則(パーソナルファイル)も多く、試合慣れしていないところも散見されました(とくに同志社大は2回生3回生のスターターが多く、自滅したところは否めません)。今年の春も試合数が少なく、試合を通じて経験値を上げることは難しいかもしれませんが、量より質を重視したトレーニングを続け、さらにパワーアップしてもらいたいところです。

 

 なお、東大戦(双青戦)が2年連続で中止になりました。来年は開催されることを祈っています。

 京同釜については下記のページ(以前の今出川ボウル観戦記)の最終の部分をご覧ください。


 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

京都大学

14 7 7

0

21

同志社大学

0

3

0

7

10

 


 

(スタッツ)

  ギャングHPにリンク 

 

(過去の対戦の様子

  2020年(秋)2019年(秋)2019年(春)2018年2017年(写真のみ)2016年2015年2014年2013年2012年

 

(ハイライト動画

  https://www.youtube.com/watch?v=JzO2Uy7t_Xs

 

(アメフトライブ by rtv

 https://amefootlive.jp/kcafl/7205

(2021/4/25 )