5節から上位チームと対戦します。全勝同士でぶつかる京関(けいかん)戦は久しぶりです。
試合前から応援団の応援合戦が始まっています。KGのドルフィンズってこんなに人がいましたっけ。凄い人数ですね。
(前半)
コイントスの結果、京大レシーブで試合開始です。京大は自陣15ヤード付近から攻撃を始めます。注目のFirstプレーは京大伝統のランか、それともパスか?パスでしたが不成功。次はWR#81阿部君にパスが通りフレッシュ獲得。RB#42長田君のナイスランで大きくゲインしフレッシュ。相手陣に入ってきました。QB#17泉君がキープでフレッシュ。相手陣30ヤードくらいまで。さらにWR#85上田君にパスが決まりエンドゾーンまでは10ヤードくらいになりました。WR#8杉浦君にTDパスが決まり、最初の攻撃ドライブでTDを奪いました。綿密に準備してきた成果が出ました。PATの時にイエローフラグが飛びましたが相手のオフサイドの反則でディクライン。
京大のキックで試合が再開されます。相手リターナーはボールをこぼしゲインはありません。関学は簡単にフレッシュを続けます。関学はホールディングの反則が発生して罰退します。3rdダウンロングでしたが、長いパスが決まりあっという間にTDで7-7の同点になります。
続く京大の攻撃、WR#81阿部君にパスが決まりフレッシュ。おや、#18浦田君が出ています。DB登録ですが、前節ではQBで出ていましたので、泉君と並んだドラゴンフライの陣形です。スナップを受けた浦田君が泉君にハンドオフし泉君が走ります。次もRB#42長田君がダイレクトスナップを受けるプレーでしたが、関学は落ち着いて対応し不発に終わりました。さらにフォルススタートの反則で3rdダウンロングに。結局パント。沢田君のキックはナイス。相手陣7ヤード付近まで押し込みました。しかし、関学は次のプレーでなんと一発TDのラン。一気に京大ディフェンスを振り切ってRBが走り切りました。7-14と逆転されます。
2Q、京大の攻撃。QB#17泉君がスクランブルでフレッシュを取ります。関学もわかっているのですが、泉君にタックルを巧みにかわされ振り切られています。WR#81阿部君にパスが決まりフレッシュ。身長があるので有利です。2015年の白根君のようなタイプになるでしょうか。RB#32石塚君のランでフレッシュ。しかし相手陣26ヤード付近で4thダウン。ここはFGではなくギャンブルにいくようです。関学はたまらずタイムアウトを取りました。ただ4ダウンでも距離がありますので何かあるかもと勘ぐってしまいます。泉君がパンターもやっていたことを思い出します。しかしスナップされたボールをこぼし、サックを受けます。残念ながら攻守交替。そしてターンオーバー後の最初の関学のプレーでまたも一発TD。何か関学1本目のリプレーを見ているようです。7-21と差を拡げられてしまいました。
京大攻撃時、レシーバーが弾いたボールを関学がインターセプト。こういうシーンはこの試合何度かありました。結局、前半は7-21で折り返しますが、関学はじわじわ陣地を進めながらのTDではなく、一発で振り切られたという感じでした。やはりスピードがこれまで対戦してきたチームとは違います。
ここぞという時に発揮されるQB#17泉君のラン(スクランブル)
最初の京大の攻撃ドライブ
WR#8杉浦君がTDパスを受けて先制します。
めっちゃ嬉しそう!
WR#81阿部君が今日はナイスキャッチを連発
ドラゴンフライ
QB#18浦田君がスナップを受けて#17泉君にハンドオフ
泉君がランの凝ったスペシャルプレー
RB#42長田君がダイレクトスナップを受けるワイルドキャット
LB#40中村君のQBサック
(後半)
後半は京大のキックで試合再開。関学の2プレー目でターンオーバーが発生。相手ファンブルしたボールをDL#5鈴木司恩君が確保しました。いい場所から京大の攻撃が始まります。WR#81阿部君がナイスレシーブ、そしてそのまま走り込んでTD。サブスタンドの前で応援している1回生たちが大喜びで新生のいぶきを歌っています。沢田君のPATも決まり7点を返しました。14-21でワンポゼッション差。
続く関学の攻撃、簡単にレッドゾーンまで来ました。ここで関学QBのショベルパス。しかし4thダウンになりFGチームが出てきて3点追加。これで14-24になりました。
さあ、京大の攻撃。タッチバックにしましたので自陣25ヤードからの攻撃。京大はパーソナルファウルで大きく罰退。さらにレシーブのボールが弾んでそれを関学がインターセプト。前半でも同じことがありました。京大陣深いところで関学の攻撃。ここはしっかりTDを奪われてしまいます。14-31。簡単に点を入れられてしまっているという感じがします。
京大#85上田君がナイスリターン。ハーフラインを越えてきましたかね。RB#32石塚君がフレッシュ。このドライブはしっかりTDにつなげて欲しいと思っていましたが、まさかの京大パスを関学がインターセプトし、そのままリターンTD。オフェンスですのでしっかりとカバーができなかったのかもしれませんが、あまりに痛い失点になりました。えっと、これで14-38ですか。3Q残り時間3分30秒。関学キックで試合再開。しかし、リターンで何か起きたのでしょうか。ターンオーバーが発生し、またも関学が絶好の位置からの攻撃になります。3Qはモメンタムが完全に関学に傾いています。関学はTDでさらに得点追加。14-45になりました。3Qだけで関学は24点も得点しました。その全てのTDにターンオーバーが絡んでいます。こういう試合も珍しいと思います。
最終Qになりました。4ダウンになりギャンブルです。ただ1stダウンまでは10ヤードほど残っています。結局、パスを投げられず攻守交替。関学は京大陣40ヤード付近からの1stダウン10。関学も4ダウンになりFGを狙います。ここは京大のプレッシャーが効いたのかFG失敗。京大に攻撃のターンが回ってきました。
それにしてもQB#17泉君は凄い。相手のタックルを受けながらもしっかりとゲインしフレッシュを取ります。しかし、今度は泉君もQBサックを受けました。関学は意地でもQB#17泉君を止めてやろうと闘志満々です。3rdダウンロングのシチュエーション。さらにフォルススタートの反則で5ヤードの罰退。パスが成功しましたがフレッシュには至りません。ここはギャンブルしかありません。距離があったのですが、QB#17泉君はフレッシュを取りました。凄いの言葉しか出てきません。WR#81阿部君にパスが決まりフレッシュ。レッドゾーンまではもう少し。さらにQB#17泉君がキープでゴール前まで。ここは泉君頼みか。しかしQBサックを受けて少しロスします。試合残り時間1分56秒。RB#32石塚君にTDパスが決まりました。PATは不成功で6点が追加され、20-45となりました。
京大はオンサイドキックを蹴ってきます。成功すれば攻撃権が得られます。関学はそれに備えています。京大キッカー#12沢田君は左サイドにちょこんと蹴りだしました。難しいバウンドだったと思いますが、関学がボールを確保し、攻撃権は関学に。最後は時間を流して関学が勝利。やはり3Qでのターンオーバーからの3本のTDが全てでした。
相手ファンブルしたボールをDL#5鈴木司恩君が確保して攻守交替。
上記ターンオーバーでTDにつながります。
WR#81阿部君がナイスキャッチで
TDです!!
QB#17泉君に相手ディフェンスが集まってきますが
それを振り切りフレッシュを取ります。
凄い脚力です!
RB#32石塚君がTD!
オンサイドキックは成功せず。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
7 |
0 |
7 |
6 |
20 |
関西学院大学 |
14 |
7 |
24 |
0 |
45 |
(写真)
(メンバー表)
京大メンバー表(スターティングメンバー)
京大メンバー表(全体)
(スタッツ)
(過去の対戦の様子)
京大 関学
2022年 14 - 34
2021年 0 - 45
2020年 試合なし
2019年 3 - 31
2018年 3 - 23
2017年 10 - 31
2016年 7 - 34
2015年 16 - 35
2014年 7 - 35
2013年 0 - 28
2012年 7 - 27
2011年 3 - 12
↑ 西暦の上をクリックするとその年の観戦記が出ています。
(ネットニュース)
(ハイライト動画)
https://www.youtube.com/watch?v=Q4jNSjf8Tss
(インタビュー)
◆WR#81阿部君
https://www.youtube.com/watch?v=khssSewzN8Y
◆DL#93渋谷君
(2023.10.28アップ)
(雨太夫さんの動画)
(2023.11.1アップ)